ヤフオクで落札したTime Capsuleの修理

以前↓つぶやいていたAppleのTime Capsuleをようやく復活させました。
自宅のTime Capsuleの症状を見ると、どうも電源部のコンデンサがダメになって通電しなくなった模様。「Time Capsule コンデンサ」でググると、ご自分で修理をされた先駆者のページがHitします。今回は以下のページを参考にさせてもらいながら進めました。

What Would Jesus Do ?

酔いどれ日誌

■修理の準備

まずは、修理の準備から。
早速交換部品を手配。先のblogから「6.3V 1500μF」という規格で、かつ動作温度が「105℃」のものが必要との事で、こちらのWeb通販から該当品を入手。

続いて半田ごてを購入。
今までの人生で、半田ごてを使って作業した事が数回程度しかなく、今後も殆ど使う見込みがない為、当初はダイソー等の100均に山ほど売っているもので済まそうかと思っていましたが、道具をケチったせいでTime Capsuleを壊してしまった日には目も当てられないので、今回はamazonで入門セットを奮発。

goot 電子工作用はんだこてセット X-2000E
太洋電機産業
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パッケージの裏面に、基本的な取り扱い方や付属品の使い方等が載っており、手元においてにらめっこしながら作業しています。

■修理の過程

準備も整ったところで、いよいよTime Capsuleを分解します(実際には、部品や半田ごてを入手してから修理に取りかかるまで2ヶ月弱掛かっていたりするのですが、それはおいていおいて)。

筐体裏側に張り付いているゴムをはがす。
先のblogを参考にドライヤーで暖めながら作業したところ、きれいに剥がれました。

続いて裏蓋に付いている10本のネジを外すと、あっさり基盤が露出。

問題のコンデンサが付いている電源部を確認。
画面中央部のコンデンサ2本の先端から、茶色く液がにじんでいる事を確認。
やっぱりうちのTime Capsuleも、コンデンサ不良が原因だったという事です。

ダメになっていたコンデンサを撤去。
コンデンサより接着剤(グレーの部分)を剥がす方が大変でした。

こちらが修理の為に購入したコンデンサ。

基盤にはんだづけ。画面中央部のコンデンサの足4本が飛び出している箇所です。
素人作業なので汚い事この上ないのですが、動いてさえくれれば良いのです。

電源部のプラスチックカバーがバリバリに割れてしまったので、テープで養生し通電テスト。
何とか動き始めました。
電源部だけに、失敗してたら火を噴いたりもしかねず、ドキドキもんでした。

ばらした時と逆の順番で組み立て、稼働確認。
元の設定は壊れる前の状態がそのまま残っていました。
筐体がかなり熱くなるので、100均で入手した棚で底面に空間を開けて設置。

という事で、今日で修理後1週間が経ちますが、無事に稼働しています。
最悪直らなければ、HDDのみ取り出して別用途に再利用する事も考えていたのですが、何とか復活させる事が出来ました。

こんなに手間がかかるくらいなら、オークション等使わずに最初から新品買っていた方が良かったんじゃねーの(by 嫁)という話もあるのですが、当たり外れがある事も含めて、オークションを楽しんでいるという事にしてもらっています...

実は今チャリ通で使っている自転車も、同じようにオークションで買ったモノが思った以上に悲惨な状態で、結局新品と同じくらいお金が掛かっていたりしまして、今回は2度目になるので、嫁の苦言も当然なのですが...
自転車の顛末は、別途エントリーを上げる予定です。