ipad miniがnet界隈でdisられているようですが...

初代ipadが登場したときにも同じように「ただのデカイipod touch(あるいはiphone)じゃん」と言われていた事を思い出しました。

これとか↓
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1001/28/news082.html
iPadは“でかいiPod touch”なのか、あるいは……:IT Medir PC USER

こちらの記事も↓
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/special/20100528_370248.html
「iPad」ファーストインプレッション iPadは大きいiPhoneなのか?:Internet Watch

「ipad デカいipod touch」でググると、上記の記事やら個人の感想等いろいろ出て来て面白いです。

でも結局バカ売れして、すっかりipod touchとは別物の「タブレットデバイス」として市民権を得るに至り、それまで話題だった「ネットブック」は今となっては陰も形も無い状態になってしまったのは、これをお読み頂いてる方も知る所ではないかと思います。


■サイズが違うだけで全く異なる使い心地

自分も初代ipadが出た際には同じように「ただのデカイipod touch」思っていたクチなのですが、何故か会社から初代ipadが支給され、実際に自分の手で触ってみたら、なんと言う事でしょう!そんな想いは一気に吹き飛んでしまったのです。

初めて触るのに手になじみ、タッチスクリーンの触り心地も、それまで比較的大画面のカーナビ等で触っていたタッチ液晶画面は一体なんだったのかというほど操作性が良く、かつハードウェアそのものも所有欲を満たす格好良さ、ソフトウェアもタッチインターフェースとタブレッドサイズを前提とした面白いアプリが多数登場する等、会社からの支給品があるにも関わらず、それとは別に自分専用のipad2を衝動買いするほどのものでした。
購入欲を一生懸命押さえ込んでいるうちにipad2が登場したことで、自制心がコッパミジンに砕け散ったのでした。

なのでipad miniも、上記のipod touchとipadとの使い心地の差ほどのインパクトは無さそうではあるものの、実際に触ってみて「おぉ、これ凄い!」と万人が思うようなフィーリングを作り込んで来ているような気がするのです。

当然の事ながら、自分はまだ触った事は無いですが、実際に触った方がこんな風↓に書かれているのを見ると、ネットでの総スカンな状態とは裏腹に、けっこう売れてしまうんではないか、と思うのです。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/masakazuhonda/20121024-00022173/
”勝負あった!?”、iPad miniが与えるインパクト:yahooニュース

netでは「kindleやnexus7に価格で負けているやんか。高杉!」なんて声もありますが、それでも上に取り上げた「ipadのインパクト」は、個人的にはまだまだライバルに対してアドバンテージがあるのではないかと。当面は「より安いインテルのultrabook連合が、割高のmacbook airを超えられていない現実」と同じ状況が続くだろうと思っています。

ということで、発売日にはどの程度行列ができるか、また急落したapple社の株価がどうなるか、今からちょっと楽しみではあります。ちなみに自分は手持ちのipad2で今の所十分に満足しているので、しばらくは様子を見るつもりです。

しかし今春登場したばかりの「新しいipad」が、「CPUのプロセス技術移行にスケジュールを合わざるを得なかった」為に半年足らずで旧製品になってしまったのは、幾ら技術や原価観点では合理的な選択だったとしても、買ってしまったユーザーは置いてけぼりなわけで、ちょっとなぁ...と思っていたりします。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaigai/20121024_568188.html
■後藤弘茂のWeekly海外ニュース■iPad miniと第4世代iPad発表の裏に隠された半導体プロセスの移行:PC Watch

ちなみに自分は既に存在が風化しつつあるipod hi-fiを未だ所持するような男なので、今回のお話は話半分で読んで頂ければと思いますw
せめてbluetoothが付いてれば良かったんですが、
Lightningコネクタが出て来た事で、dockコネクタしかないipod ih-fiはほぼ終了(涙)